結論、小学生の格安SIMは月990円から選べます。ただし安さだけで選ぶと後悔します
小学生の子供にスマホを持たせたいけど、料金は抑えたい。でも変な物を見せてしまうのも怖い——。
私は元携帯販売員・キャリア営業として現場に立ってきた経験があり、今は3人の子供を育てる父親として、まさに同じ悩みを抱えてきました。この記事は2026年7月時点の情報をもとに、実際の相談経験を交えて解説しています。
先に結論をお伝えすると、子供 格安SIMは3GBのデータ専用プランなら月1,000円前後から契約でき、大手キャリアの相場と比べて安く抑えられます。大手キャリアでは各種割引を適用しない場合、5,000〜7,000円程度になるケースもあり、その差は決して小さくありません。実際、小学生~中学生の子供がいる保護者を対象にした調査では、半数以上が子供のスマホ契約先に格安SIMを選んでいるという結果も出ています。
ただし、料金の安さだけで選ぶと、フィルタリング設定でつまずいたり、いざという時に子供と連絡が取れなかったりと、携帯ショップの現場で何度も見てきた「よくある失敗」にハマります。この記事では、キャリア営業時代に実際に受けた相談内容も交えながら、キッズスマホ SIM選びで失敗しないポイントを正直に解説していきます。
小学生に格安SIMは早い?持たせるタイミングを解説
「小学生 スマホ 料金はまだ早いのでは」という声もよく聞きますが、目的を「連絡手段」と「居場所確認」に絞れば、低学年からでも問題なく使えます。大事なのは年齢ではなく「何のために持たせるか」を先に決めることです。
携帯ショップで働いていた頃、子供用の契約で多かった相談のタイミングは、学童保育を卒業して一人で下校するようになったとき、習い事や塾で行動範囲が広がったとき、そして兄弟が上の学年でスマホを持ち始め、下の子にもせがまれたときの3つでした。「周りが持ち始めたから」ではなく、「見守りが必要になったタイミング」で契約する家庭の方が、後々のトラブルが少ない傾向にあります。
**私なら、小学生には「GPS」「利用時間制限」「LINE」の3つが揃うことを最優先に選びます。**この3つさえ揃っていれば、低学年からでも安心して持たせられるというのが、多くの子供向け契約を担当した経験からの実感です。
子供用格安SIMを選ぶ前に知っておきたい3つの注意点
フィルタリング・ペアレンタルコントロールの有無
18歳未満の子供がスマホを利用する場合に備え、携帯電話事業者にはフィルタリングサービスを提供する義務があります。契約時に案内されるのが一般的なので、格安SIMを選ぶ際は「フィルタリングが無料で使えるか」を必ず確認してください。細かい制度や条件は事業者・時期によって変わるため、契約前に各社の最新案内でご確認いただくと安心です。
実際に店舗では、料金だけ見て契約したけれど設定ができない、という相談が非常に多くありました。契約したその日のうちに設定を終わらせることを強くおすすめします。休日の午前中など、時間に余裕があるタイミングで契約するのがコツです。
位置情報(GPS)・見守り機能の使いやすさ
子供用として持たせる場合、GPS機能の精度と「見やすさ」は想像以上に重要です。地図アプリを開かないと確認できないタイプより、通知が来るタイプの方が、共働き家庭では圧倒的に使いやすいというのが、現場でよく聞いた声です。
GPSだけでなく、AirTagを子供に持たせるという選択肢も検討する家庭が増えています。スマホと併用することで、より細かい見守りが可能になります。
大手キャリアとの違い
格安SIMは自社で通信設備を用意していない分コストを抑えられています。通常利用では大きな差を感じにくいケースが多い一方で、昼休みなど混雑時間帯は通信速度が低下する格安SIMもあるため、「安いから繋がりにくい」を完全な誤解と言い切ることはできません。データ繰越の仕組みやサポート窓口の対応時間も会社によって差があるので、比較表で必ずチェックしてください。
小学生におすすめの格安SIM比較表【7社比較・2026年7月時点】
| SIM | 料金(音声3GB目安) | 回線 | 見守り機能 | 子供名義契約 | おすすめな家庭 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| LINEMO | 990円〜 | ソフトバンク回線 | △(別アプリ要) | × | とにかく月額を抑えたい | ★★★★★ |
| 楽天モバイル | 1,078円〜 | 楽天回線 | ○ | ○ | 店舗サポートも欲しい | ★★★★★ |
| トーンモバイル | 1,408円〜 | ドコモ回線 | ◎(AI標準搭載) | ○ | 見守りを最優先したい | ★★★★★ |
| mineo | 1,298円〜 | ドコモ・au・ソフトバンク回線 | △ | ○ | 家族で複数回線を持ちたい | ★★★★☆ |
| IIJmio | 850円〜(2GB) | ドコモ・au | △ | ○ | 初期費用を抑えたい | ★★★★☆ |
| NUROモバイル | 792円〜 | ドコモ | △ | ○ | 自宅回線とセットにしたい | ★★★☆☆ |
| povo2.0 | 0円〜(都度トッピング) | au | △ | △ | サブ回線として持たせたい | ★★★☆☆(条件付き) |
※料金・条件は2026年7月時点の目安です。キャンペーンや制度変更で変わるため、契約前に必ず各社公式サイトでご確認ください。
小学生におすすめランキング
🥇 1位:LINEMO ─ とにかく月額を抑えたい家庭に
LINEMO最大の魅力は「LINEギガフリー」機能で、LINEのトーク・スタンプ・音声通話・ビデオ通話はどれだけ使ってもデータ容量を消費しません。通信回線は本家ソフトバンクと同品質で、混雑時でも安定してつながりやすいのが強みです。子供同士の連絡がLINE中心の家庭なら、データ容量を気にせず使わせられます。月額990円という価格は、格安SIM全体で見てもトップクラスの安さです。
デメリット: GPS見守り機能は標準搭載されていないため、別途アプリを入れる必要があります。子供名義での契約もできないため、契約は保護者名義で行い、端末を子供に渡す形になります。
こんな家庭におすすめ: LINEでの連絡が中心で、とにかく固定費を抑えたい家庭。
🥈 2位:楽天モバイル ─ 店舗サポートも欲しい家庭に
全国のショップで対面サポートを受けられるのが強みです。契約後に「設定が分からない」となっても、近くの店舗で相談できる安心感があります。子供名義での契約にも対応しているため、将来的に子供自身が名義変更する際もスムーズです。見守り機能もアプリで標準提供されており、初めて子供にスマホを持たせる家庭でも扱いやすい構成になっています。
デメリット: エリアによって通信品質にばらつきが出ることがあるため、契約前にご自宅や通学路周辺の電波状況を確認しておくことをおすすめします。
こんな家庭におすすめ: 初めて子供へスマホを持たせる家庭、契約後も対面で相談したい家庭。
🥉 3位:トーンモバイル ─ 見守り機能を最優先したい家庭に
AIが子供の利用状況を分析し、危険な兆候があれば保護者に知らせてくれる機能が標準搭載されています。フィルタリングや利用時間管理の細かい設定を、アプリ一つで完結できる点も現場感覚として評価が高いです。夜間の利用制限や、知らないアプリのインストール通知など、他社では別アプリが必要な機能が最初からまとまっているのが最大の強みです。
デメリット: 3社の中では月額料金がやや高め。対応機種が限られるため、機種選びの自由度は下がります。
こんな家庭におすすめ: 見守り機能の設定を細かく自分で組み立てるのが面倒な家庭、初めてのスマホで不安が大きい家庭。
4位:mineo ─ 家族で複数回線を検討している家庭に
ドコモ・au・SoftBankの3キャリア回線から選べる珍しいタイプの格安SIMです。すでに他の家族がmineoを契約している場合、家族割が適用されて1回線あたりの料金がさらに下がるのが特徴です。通信障害が起きた際に、家族内で違う回線を選んでおくことでリスクを分散できるという考え方もできます。
デメリット: 見守り・フィルタリング機能は他社アプリを別途導入する前提です。設定の手間はやや増えるため、スマホの操作に慣れていない家庭にはハードルがやや高めです。
こんな家庭におすすめ: すでに家族の誰かがmineoを契約している家庭、複数回線での割引を重視する家庭。
5位:IIJmio ─ とにかく初期費用を抑えたい家庭に
2GBから選べる細かいプラン設計が魅力で、データ容量を使った分だけ調整したい家庭に向いています。子供の利用状況を見ながら、後からプランを細かく変更できる柔軟さがあり、「最初は少なめに契約して様子を見たい」という慎重な家庭とも相性が良いプランです。
デメリット: サポートは基本的にオンライン完結のため、対面でのフォローが欲しい家庭にはやや不向きです。見守り機能も標準搭載されていないため、別アプリの導入が前提になります。
こんな家庭におすすめ: データ量をきめ細かく調整したい家庭、オンライン手続きに慣れている家庭。
6位:NUROモバイル ─ 自宅回線とセットで割引したい家庭に
NURO光を契約している家庭であれば、セット割でさらに安くなる可能性があります。自宅のインターネット回線とスマホ回線をまとめて管理したい家庭にとっては、手続きの窓口が一本化されるメリットもあります。
デメリット: 単体での契約だと、見守り機能面では他社に見劣りします。NURO光を契約していない家庭にとっては、価格面での決定打にはなりにくいプランです。
こんな家庭におすすめ: すでにNURO光を契約している家庭、通信費をまとめて管理したい家庭。
7位:povo2.0 ─ 緊急連絡用として最低限の回線を持たせたい家庭に(条件付き)
基本料0円で、必要なときだけデータを購入するスタイルです。ほとんど使わない月は維持費がほぼかからないのが特徴で、普段は自宅のWi-Fiだけで十分、外出時だけ最低限のデータが使えればいいという家庭には向いています。
デメリット: 180日以上利用がないと解約されるリスクがあり、子供名義での契約も基本的に想定されていません。**普段使いの1台目としてはおすすめしません。**サブ回線としての位置づけが現実的です。
こんな家庭におすすめ: すでにメイン回線を持っていて、緊急連絡用のサブ回線を安く持たせたい家庭。
格安SIMのメリット・デメリットを正直に解説
メリット
- 大手キャリアと比べて子供 スマホ 月額を大幅に抑えられる
- データ専用プランなら、通話機能を持たせずに「連絡手段」だけ持たせられる
- 契約後もプラン変更がしやすく、成長に合わせて容量を調整できる
デメリット
- 会社によっては子供名義での契約ができない
- サポート窓口が電話のみ、または受付時間が短い場合がある
- キッズケータイと比べて対応機種の選択肢が少ない
- 初期設定は保護者が行う前提の会社が多い
「安いから」という理由だけで選ぶと、上記の②④でつまずくケースを携帯ショップ時代に何度も見てきました。契約前に、サポート体制と初期設定のハードルは必ず確認してください。
実体験ベース!わが家が格安SIMを選んだ理由
わが家では、上の子が小学校中学年になったタイミングで格安SIMを検討しました。決め手にしたのは「料金の安さ」よりも「親側の管理のしやすさ」でした。仕事中でも子供の居場所と利用状況をスマホ一つで確認できるかどうかを、最優先の基準にしています。
良かった点は、月額料金を大幅に抑えられたことで、兄弟それぞれに1台ずつ持たせるハードルが下がったことです。一方で、フィルタリングの初期設定に想像より時間がかかり、平日の夜に作業する羽目になったのは正直な反省点です。次に契約するなら、休日の午前中に時間を確保してから臨みます。
家庭ごとに優先したいポイントは違います。お子さんの使い方に合わせて、無理のない1社を選んでみてください。
子供用格安SIM、契約前によくある質問
Q. 何歳から持たせるべき?
年齢の目安より「一人で行動する機会が増えたか」で判断するのがおすすめです。低学年でも見守り目的なら十分機能します。
Q. キッズケータイと格安SIMどっちがいい?
通話・SMS中心で最低限の機能だけあればいいならキッズケータイ、将来的な使い方の幅広さを重視するなら格安SIMが向いています。
Q. 契約時に必要なものは?
保護者の本人確認書類、子供の本人確認書類(健康保険証等)、支払い用のクレジットカードまたは口座情報が一般的に必要です。子供名義での契約可否は会社ごとに異なるため、事前確認が必須です。
Q. 子供だけでLINEは使える?
年齢確認ができない契約では、ID検索など一部機能が利用できません。トーク・通話自体は利用できますが、年齢確認の要否は契約状況や認証方法によって異なるため、詳細は最新の利用規約をご確認ください。
Q. 格安SIMでも110番・119番はできる?
音声通話プランであれば、格安SIMでも緊急通報は可能です。ただしデータ専用プランの場合は発信できないため、緊急連絡の手段が必要な家庭は音声プランを選ぶことをおすすめします。
Q. 学校へ持って行ける?
多くの小中学校では、原則持ち込み禁止としつつも、防犯・連絡目的がある場合は許可制で認めているケースが増えています。実際の可否は各学校のルールによるため、事前に確認しておくと安心です。
まとめ|子供の格安SIM選びで失敗しないために
料金だけで選ばず、フィルタリング・GPS機能・サポート体制まで含めて比較することが、後悔しない選び方です。
- とにかく安く抑えたい → LINEMO
- サポートの手厚さも欲しい → 楽天モバイル
- 見守り機能を最優先したい → トーンモバイル
**私なら、初めて子供にスマホを持たせるなら楽天モバイルかトーンモバイルを選びます。**料金の安さより、契約後に困ったときにすぐ相談できる体制や、見守り機能の初期設定のしやすさを優先したいからです。2台目以降で使い方が固まってきたら、LINEMOなど料金重視のプランに切り替える、という順番が現実的だと考えています。
ご家庭の状況に合わせて、無理のない1社を選んでみてください。
契約後は、キッズスマホ本体やガラスフィルム、ケース、モバイルバッテリー、ストラップ、紛失防止のAirTagなどの周辺アイテムも忘れずに揃えておきましょう。
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通信業界歴約9年。大手携帯ショップで約5年間勤務し、店長として店舗運営やスタッフ育成を経験。その後、家電量販店や携帯ショップで約4年間、光回線・ホームルーター・スマートフォンの提案・販売に従事。現在は3児の父としての実体験も交えながら、格安SIM・iPhone・子どものスマホに関する情報を分かりやすく発信しています。

